日本文化の一つである
「お茶」
。
柏原幼稚園の子ども達には日本の文化を
しっかり伝えていきたいという
副園長の則子先生の思いから、
毎年この時期に
年長児を対象に
「お茶会」を行っています。
6〜7名ずつ 普段は子ども達が入らない
特別なお部屋に呼ばれていくので
何があるのか興味津々の年長さん。
最近では、急須で緑茶を入れる機会も
少なくなってきているようで
透明の急須
を使って、茶葉が開いていく様子や、
綺麗な緑色に変わってくる様子を見ると、
「わぁ〜!綺麗!」と歓声があがっていました。
ほのかな香りにも気が付いて
五感をどんどん澄ませていく子ども達。
急須・茶筒・茶たく・湯呑・お茶菓子・菓子皿・・・
1つ1つを見せ、「これは何て言うのか知ってる?」
と尋ねながら名前を教えていきます。
湯呑の持ち方
も
教えてもらいました(*^▽^*)
始めは慣れない持ち方に
戸惑っていた子ども達ですが…
上手に持てていますね♪
さて、お味の方は・・・?
「・・・にがい!」
と言う子もいました。
ここで
「苦い」
→
「渋い」
という表現を覚えます。
中には
「ほんのり甘い」
と表現力豊かな子も♪
お茶菓子の
「芋けんぴ」
則子先生
「このお菓子は何のお芋から
できているでしょう?」
子ども達
「・・・じゃがいも!?」
則子先生
「みんなが芋掘りの時にとった
甘いお芋だよ〜」
子ども達
「わかった!さつまいも!」
なんて楽しいやりとりをしながら、ひとりずつ、
素敵な紙ナプキン
と一緒に用意してもらいます。
「
どうぞ」 と丁寧に出していただくと、
自然と背筋が伸びて
「ありがとうございます」 と
大人な表情の子ども達。
美味しいお茶菓子
と
緑茶
を嬉しそうに頂いていました。
お茶会が終わると、大事そうに紙ナプキンをお土産に持ち帰りながら、
「帰ったらお母さん達にも教えてあげよう!」
「お菓子も出してあげよう!」
と
張り切っていましたよ(*^▽^*)
「お茶の淹れ方」
と
「おもてなしの心」
を
学べたようです♪
心を落ち着けて、ゆっくりとお茶を淹れます。
注ぎかたをよ〜く見て学んでいますね(^^)
お茶の出し方もやってみよう!!
湯呑の向きにも気を付けて、気持ちを込めて
『どうぞ』
と出します。
味わっていただきます♪♪
『おいしい!!』
『わぁ〜おいしそう♪』